山梨県立甲府東高等学校 > 活動の様子 > 山梨大学工学部見学(1年理数コース) 2025年12月10日カテゴリー: 活動の様子 山梨大学工学部見学(1年理数コース) 12/9(火),本校1年生理数コースが山梨大学工学部を見学しました。 生徒の希望に応じてクリスタル科学研究センター,クリーンエネルギー研究センター,水素・燃料電池ナノ材料研究センターの3センターに分かれて訪問し,それぞれのセンターの先生方から,各センターの研究についてご講義いただくとともに,研究室・実験室の見学,実験などの体験をさせていただきました。 見学を通し,大学での研究の最先端に触れ,また研究と生活や社会との関わりを感じることができ,生徒は日頃の学習と大学での学問のつながりを知るとともに,研究を通して社会貢献することの意義について気づきを得たようでした。 改めて,お忙しいなか快く受け入れてくださいました山梨大学工学域支援課,ならびに各センターの皆様に御礼申し上げます。 生徒の感想 「化学・物理系の話に興味があったので,水素の電気分解にも非常に興味があった。化学・物理はいくらでも“なぜ?”という疑問が湧いてきたり,わからないということもたくさんあったりすると思う。そのようなところを今回楽しめたし,高校化学と大学の化学が有機的につながっているのをみるととても楽しく感じた。“なぜ?”を解消するには幅広い分野の知識が役立つかもしれない。」 「今回の内容は化学のことだと思っていたけれども,生物の内容も関わっていて,学問は複数の科目が密接に結びついていると思った。講師の方々が面白く説明してくださったのはもちろんだが,そのうえで事実に対して自分たちで“あーじゃない?”“こーじゃない?”と考えるのが楽しくて,実験をしたときに,得た知識をもとに考察したのは間違っていたけれども楽しくて,この経験は有意義さと楽しさであふれていた気がする。たくさん失敗してたまに成功するかもしれない,研究に携わる仕事は面白いと思った。」 「ファンデーションづくりを行い,身近な化粧品も材料の選び方から化学の力で作られていることを知って驚いた。特に,教授のおっしゃっていた“材料の特性を生かし,機能を組み合わせて作る”という言葉が心に残った。この考え方は,私が目指す医師という仕事にも通じていると思う。医療の現場でも薬や医療機器など,多くのものづくりが化学的な視点によって支えられている。医師として患者さんに向き合うためにも,こうした基礎化学を知り,理解することは大切だと考えた。今回の体験を機に,化学や生物への興味を広げ,知識と視野を深めていきたい。」
12/9(火),本校1年生理数コースが山梨大学工学部を見学しました。
生徒の希望に応じてクリスタル科学研究センター,クリーンエネルギー研究センター,水素・燃料電池ナノ材料研究センターの3センターに分かれて訪問し,それぞれのセンターの先生方から,各センターの研究についてご講義いただくとともに,研究室・実験室の見学,実験などの体験をさせていただきました。
見学を通し,大学での研究の最先端に触れ,また研究と生活や社会との関わりを感じることができ,生徒は日頃の学習と大学での学問のつながりを知るとともに,研究を通して社会貢献することの意義について気づきを得たようでした。
改めて,お忙しいなか快く受け入れてくださいました山梨大学工学域支援課,ならびに各センターの皆様に御礼申し上げます。
生徒の感想
「化学・物理系の話に興味があったので,水素の電気分解にも非常に興味があった。化学・物理はいくらでも“なぜ?”という疑問が湧いてきたり,わからないということもたくさんあったりすると思う。そのようなところを今回楽しめたし,高校化学と大学の化学が有機的につながっているのをみるととても楽しく感じた。“なぜ?”を解消するには幅広い分野の知識が役立つかもしれない。」
「今回の内容は化学のことだと思っていたけれども,生物の内容も関わっていて,学問は複数の科目が密接に結びついていると思った。講師の方々が面白く説明してくださったのはもちろんだが,そのうえで事実に対して自分たちで“あーじゃない?”“こーじゃない?”と考えるのが楽しくて,実験をしたときに,得た知識をもとに考察したのは間違っていたけれども楽しくて,この経験は有意義さと楽しさであふれていた気がする。たくさん失敗してたまに成功するかもしれない,研究に携わる仕事は面白いと思った。」
「ファンデーションづくりを行い,身近な化粧品も材料の選び方から化学の力で作られていることを知って驚いた。特に,教授のおっしゃっていた“材料の特性を生かし,機能を組み合わせて作る”という言葉が心に残った。この考え方は,私が目指す医師という仕事にも通じていると思う。医療の現場でも薬や医療機器など,多くのものづくりが化学的な視点によって支えられている。医師として患者さんに向き合うためにも,こうした基礎化学を知り,理解することは大切だと考えた。今回の体験を機に,化学や生物への興味を広げ,知識と視野を深めていきたい。」